挨拶状の決まりごと

はじめに挨拶状について

挨拶状は日本の冠婚葬祭に欠かせない大切なマナーですが、若い年齢層では手紙を書く習慣すら失われつつある現在「冠婚葬祭」の正式な意味を問われた時、自信を持って答えることができる人間の方が少数派になっている可能性大です。

街頭インタビューや雑誌、インターネットサイトのアンケートでも冠婚葬祭が結婚式やお葬式を指す言葉だと何となく分かっているレベルの方が大半で、「日本に古くから伝わる元服、婚礼、葬儀、祖先の祭礼と言う4つの儀式を冠婚葬祭と呼ぶ」だと堂々と答えられない20代、30代が大多数を占めています。

挨拶状も含め「冠婚葬祭のマナーなんて歳をとってから覚えれば良い…」とのんびり構えている方も少なくないようですが、実は20代、30代こそ結婚、出産などで挨拶状を書く場面が多い時期です。冠婚葬祭の常識を知らないと恥をかくばかりか、お仕事関係の間柄なら出世に響いたり業務に差し支える可能性もありますし、お葬式でタブーを犯してしまえば人間性を疑われかねません。

年末年始の挨拶やお中元、お歳暮など挨拶状を書く機会は年間を通して出てきますし、結婚式や披露宴でもマナーを知らなければせっかく招待してくれた花嫁さんや花婿さんはもちろん、身内の方々まで不快な思いをさせてしまう可能性大です。マナー違反を犯している本人は悪意がなかったとしても、その現場に居合わせた常識ある人間はその後の付き合いも考えざるを得なくなる程不愉快な気持ちになります。

例えば入院中、自分は早く病気を治して退院したいと思っているのに、お見舞いに来てくれたお友達が鉢植えの花を持って来たら…「この人は普段にこやかにしているけれど、本当は私のことを疎ましく思っているのではないだろうか?」などと邪推してしまいそうになりますし、お見舞いの手紙に「また」や「度々」といった表現にもナーバスな気持ちになってしまう可能性があります。鉢植えは「根付く」ことから長引く入院や病気が治らない印象を与えるのでタブーとされていますし、「また」も「度々」もお見舞いの手紙にはふさわしくない忌み言葉です。

最初は細かいルールを面倒臭く感じるかも知れません。けれど挨拶状が必要な場面は決まっていますし、簡単なポイントを押さえるだけですぐに慣れます。具体的なお役立ち情報満載のこのサイトで、是非冠婚葬祭の達人を目指してみて下さい。

スポンサードリンク